日頃から口にする食品は、美味しさだけでなく、安全で安心なものをと考えられているのではないでしょうか。
これから生まれてくる赤ちゃんには特に気をつけてあげたいところです。
しかし、産院で 赤ちゃんに飲ませている粉ミルクの説明は特にありません。
そして、退院後、そのままその継続して購入する方も多いことと思います。
今、赤ちゃんが飲んでいる粉ミルクは安全なものでしょうか?
という お悩みに対してー 現役の保育士・学童支援員・モンテッソーリ教員である”すず”がお届けします。
子育ての経験も生かして、安心安全な粉ミルクについてお届けします。
この記事を読んでわかること
- 安全な粉ミルクはどれか
- 粉ミルクに含まれている添加物について
- 国産の粉ミルクの中で、おすすめはどれか
- ヤギのミルクの特徴は何か
- 赤ちゃんに安全な粉ミルクをあげたいと思っている方
- 無添加の粉ミルクについて知りたい方
にお届けします。
離乳食に使う無添加の食パンについてお知りになりたい方はこちらです。
国産粉ミルクは添加物だらけで、安全ランキング同率一位
それでは、国産の粉ミルクに含まれている添加物がどれだけ多くの種類が含まれているかに着目してみます。
また、その中でも特に危険とされている添加物がどのくらい入っているかもチェックしてみましょう。
その添加物の少ない粉ミルクの安全ランキングとしてまとめました。
引用・参考:YouTube
以上のように、どれも添加物だらけで、ランキングは同率一位ということになるでしょう。
その中でも、和光堂はいはい、森永はぐぐみ、グリコアイクレオは少なめかといえるかどうか…という状況です。
和光堂 レーベンスミルク はいはい
原材料名 |
乳糖(ニュージーランド製造、オランダ製造)、調整食用油脂(パーム油、パーム核分別油、大豆白絞油)、全粉乳、ホエイたんぱく濃縮物、ガラクトオリゴ糖液糖、でんぷん糖化物、カゼインカルシウム、ホエイたんぱく質消化物、精製魚油、アラキドン酸含有油、L-カルニチン、酵母/炭酸Ca、塩化K、塩化Mg、リン酸Na、リン酸Ca、炭酸K、V.C、リン酸K、イノシトール、レシチン、タウリン、ピロリン酸鉄、硫酸亜鉛、V.E、パントテン酸Ca、5’-CMP、ナイアシン、硫酸銅、V.A、V.B2、イノシン酸Na、ウリジル酸Na、グアニル酸Na、V.B1、V.B6、5’-AMP、葉酸、カロテン、V.K、ビオチン、V.D、V.B12 |
引用:和光堂公式 https://www.wakodo.co.jp/
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森永はぐくみ
原材料名 |
乳糖(アメリカ製造、ドイツ製造)、調整脂肪(パーム核油、パーム油、大豆油、エゴマ油)、ホエイパウダー(乳清たんぱく質)、脱脂粉乳、でんぷん分解物、乳清たんぱく質消化物、カゼイン、バターミルクパウダー、乳糖分解液(ラクチュロース)、ガラクトオリゴ糖液糖、ラフィノース、精製魚油、アラキドン酸含有油、カゼイン消化物、食塩、酵母、L-カルニチン/炭酸カルシウム、レシチン、炭酸カリウム、塩化マグネシウム、ビタミンC、ラクトフェリン、クエン酸三ナトリウム、イノシトール、リン酸水素二カリウム、コレステロール、塩化カルシウム、ピロリン酸第二鉄、タウリン、硫酸亜鉛、ビタミンE、シチジル酸ナトリウム、パントテン酸カルシウム、ニコチン酸アミド、ウリジル酸ナトリウム、硫酸銅、5’-アデニル酸、ビタミンA、イノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウム、ビタミンB6、ビタミンB1、葉酸、β-カロテン、カロテノイド、ビオチン、ビタミンD3、ビタミンB12 |
引用:公式森永 https://ssl.hagukumi.ne.jp/
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グリコアイクレオ
原材料名 |
調整食用油脂(分別ラード、オレオ油、大豆油、ヤシ油、パームオレイン)(国内製造)、ホエイパウダー、乳糖、脱脂粉乳、たんぱく質濃縮ホエイパウダー、ガラクトオリゴ糖、エゴマ油/レシチン、塩化カルシウム、水酸化カルシウム、ビタミンC、タウリン、イノシトール、硫酸第一鉄、硫酸亜鉛、5′-シチジル酸、ビタミンE、5′-ウリジル酸ナトリウム、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、5′-アデニル酸、5′-イノシン酸ナトリウム、5′-グアニル酸ナトリウム、硫酸銅、ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、β-カロテン、葉酸、ビオチン、ビタミンD3、ビタミンB12、(一部に乳成分・大豆を含む) |
引用:公式グリコ https://cp.glico.com/icreo/
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雪印メグミルク ぴゅあ
原材料名 |
ホエイパウダー(オランダ製造又はフランス製造)、植物油(パーム核油、大豆油、パーム油、カノーラ油)、乳糖、脱脂粉乳、バターミルクパウダー、全粉乳、カゼイン、乳清たんぱく質濃縮物、たんぱく質濃縮ホエイパウダー、精製魚油、酵母/塩化K、リン酸Ca、炭酸Ca、V.C、硫酸Mg、炭酸K、クエン酸K、クエン酸鉄Na、イノシトール、タウリン、硫酸亜鉛、シチジル酸Na、V.E、ナイアシン、パントテン酸Ca、硫酸銅、V.A、5′-AMP、ウリジル酸Na、V.B6、イノシン酸Na、V.B1、グアニル酸Na、葉酸、カロテン、ビオチン、V.D、V.K、V.B12、(一部に乳成分・大豆を含む) |
引用:公式 雪印メグミルク
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ビーンスタークすこやかⅯ1
原材料名 |
ホエイパウダー(オランダ製造又はフランス製造)、植物油(パーム核油、大豆油、パーム油、カノーラ油)、乳糖、脱脂粉乳、全粉乳、バターミルクパウダー、カゼイン、乳清たんぱく質濃縮物、たんぱく質濃縮ホエイパウダー、精製魚油、リボ核酸(RNA)、L-カルニチン、酵母/塩化K、炭酸Ca、リン酸Ca、V.C、硫酸Mg、炭酸K、クエン酸K、クエン酸鉄Na、イノシトール、タウリン、シチジル酸Na、硫酸亜鉛、V.E、ナイアシン、パントテン酸Ca、ウリジル酸Na、硫酸銅、V.A、V.B6、5’-AMP、グアニル酸Na、V.B1、イノシン酸Na、葉酸、カロテン、ビオチン、V.D、V.K、V.B12 |
引用:公式ビーンスタークonline
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明治ほほえみ
原材料名 |
乳糖(アメリカ製造)、調整食用油脂(豚脂分別油、大豆白絞油、パーム核油、精製魚油、アラキドン酸含有油脂)、乳清たんぱく質、カルシウムカゼイネート、フラクトオリゴ糖、バターミルク、デキストリン、脱脂粉乳、食塩、酵母/リン酸Ca、塩化Mg、炭酸Ca、塩化K、炭酸K、V.C、イノシトール、コレステロール、タウリン、ピロリン酸鉄、塩化Ca、硫酸亜鉛、シチジル酸Na、V.E、パントテン酸Ca、ウリジル酸Na、L-カルニチン、ナイアシン、イノシン酸Na、グアニル酸Na、5′-AMP、硫酸銅、V.B1、V.A、V.B6、V.B2、カロテン、葉酸、ビオチン、V.K、V.D、V.B12 |
引用:公式明治 https://www.meiji.co.jp/products/milkpowder/
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外国産無添加粉ミルクの人気ランキング(0~6ヶ月)
残念ながら国産の無添加粉ミルクはありませんでした。
そこで、おすすめしたいのが外国産無添加粉ミルクです。
無添加の粉ミルクで、人気のランキングをご紹介します。
やはり、金額的には国産より高くはなりますが、安全性が多くの方に望まれる現在、オーガニック粉ミルクは人気の商品となっています。
ここでは、0~6ヶ月の赤ちゃん用の無添加粉ミルクの人気ランキングを載せています。
HiPP オーガニック粉ミルク 0ヶ月から
引用:楽天
おすすめポイント
- 無農薬有機農法で成長ホルモンなどを投与せず飼育した牛のミルクを使用して作られています
- ドイツ国内におけるバイオ農産物法が定めたHIPPオーガニック基準をクリアしています
- 母乳由来の乳酸菌HMPを含む新しいタイプの粉ミルクです
Bubs A2ヤギ オーガニック粉ミルクステップ1
おすすめポイント
- 人工甘味料・合成着色料無添加です
- 無農薬(除草剤・殺菌剤・除草剤無添加)の草を餌としています
- 完全有機栽培で化学肥料不使用
- ホルモン剤不使用
- 遺伝子組み換えはしていません
Holle オーガニック粉ミルク ステップ1
おすすめポイント
- アレルギーの原因となる「aS1-カゼイン」という成分が含まれていません
- 味は母乳に近い味です
- やぎのミルクには牛乳と比べると、たんぱく質、脂質、カルシウムやビタミン類が豊富にふくまれています
- やぎのミルクはタウリンを豊富に含んでいるのも特徴です。 約牛乳の20倍も含まれており赤ちゃんが飲む母乳と同量のタウリンが含まれています
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Bellamy’s オーガニック粉ミルクステップ1
引用:楽天
おすすめポイント
- 母乳はホエイとカゼインというたんぱく質でなり、この粉ミルクも母乳に近い成分配合しています
- 消化吸収が優れ、便秘解消につながります
- 国際的な認定機関であるNASAAの有機栽培です
Holle オーガニック粉ミルク400gステップ1 0ヶ月~6ヶ月
おすすめポイント
- ミルクには特に赤ちゃんに必要なアミノ酸が豊富に含まれています
- 自然豊かなアルプス山脈で育てられた牛のミルクで製造されています
- 味は母乳に近い味で、赤ちゃんにとって消化に良い良質なたんぱく質が多く含まれています
- ドイツのオーガニック認証の中でも最も厳格な基準もつデメータ認証を得てバイオダイナミック農法で作物や家畜を育て、加工まで行っています
Bubs オーガニック粉ミルクステップ1(0~6ヶ月)
おすすめポイント
- グラスフェッド粉ミルクで、牧草のみを餌とした牛の乳からできたミルクです
- グラスフェッドミルクは母乳に含まれる脂肪を多く含んでいます
- 母乳に近い成分で作られています
- 遺伝子組み換えではないので、安心・安全です
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【送料無料】Bubs(バブズ)オーガニック Organic 粉ミルク ステップ1(0〜6カ月)大缶 800g × 3缶セット【海外通販】「海外限定商品(日本未発売)」
総合評価 4.67 (489件)
ルクは添加物だらけ
国産粉ミルクに含まれている添加物
生まれて初めて口にする大切なミルク、粉ミルクは安心できて、安全なものを与えていきたいですね。
また、これから大きく成長してもらいたい赤ちゃんです。
人間の身体は食べたもの、飲んだものでできています。
よりよいものを口にし、健康に育っていってほしいですね。
その為にも、粉ミルクから無添加にこだわっていきたいところです。
栄養の強化や保存などのために添加物が用いられています。
しかし、発がん性など危険のものも含まれています。
ここで、どの添加物が危険なものなのか見てみましょう。
パーム油
成分が植物性の油で、トランス脂肪酸を発生させてしまいます。
飽和脂肪酸の摂りすぎは、肥満や生活習慣病につながります。
発がん性があるとも言われています。
亜硝酸ナトリウム(硫酸亜鉛)
亜硝酸ナトリウムは発がん性物質・遺伝子異常物質とも言われ、日本では危険とされている添加物です。
練り製品やハム・ソーセージ・ベーコンなどの食品加工物質に含まれている添加物です。
カゼイン
カゼインは、腸を傷つけると言われる物質です。
カゼインが未消化で腸に送り込まれ、腸に炎症を起こし、腸粘膜のつながりを悪くし、穴が開くこともあります。
腸内免疫に影響があります。
子どもの発育で、言葉の遅れ・意欲喪失・精神発達の遅れなどにも害を及ぼすそうです。
遺伝子組み換え主原料
粉ミルクの主成分は牛乳の加工品です。
乳を出す牛の成育環境はその牛乳に大きな影響をお呼びします。
牛は餌を食べますが、その餌となる草には化学肥料や殺虫剤が使われているおそれがあります。
また、遺伝子組み換えがされている餌を与えられ、早くたくさん乳を出すように成長ホルモン注射をされています。
牛の環境はそれだけでなく、狭い牛舎で動くこともできずにただ乳を出すためだけに生きているのです。
遺伝子組み換え作物の影響はの影響は、生態系を壊す可能性があり、つながる恐れがあります。
以上のような事柄については、国産粉ミルクのメーカーは特に意見を出していません。
しかし、外国の粉ミルクメーカーはEUオーガニック認証やUSDA認証などの認証を受け、安全性を大事にしています。
まとめ
粉ミルクで危険な添加物が含まれないものを与えたい人に向けて添加物安全ランキングの記事です。
国産で無添加のものはほとんどなく、添加物だらけの粉ミルクといえるでしょう。
遺伝子組み換えのない無添加ミルクのおすすめは外国産です。
赤ちゃんの健やかな成長を支える粉ミルクです。
安全性を考えて選んでいきたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。