選び方によっては子どもの健康に影響を与える可能性もあります。
「避けたいアイス」と「子どもにも安心なアイス」の選び方をやさしく解説します。
- ラクトアイスと他のアイスの違い
- ラクトアイスが体に悪いと言われる理由
- 避けたい市販アイス(実名ランキング)
- 子どもにも安心なおすすめアイス5選
- スーパー・コンビニでの選び方のポイント
■この記事はこんな方におすすめ
- 子どもに安心なおやつを選びたい方
- アイスの成分や添加物が気になる方
- 健康志向・食育を意識している方
- 市販アイスの選び方に迷っている方
ではまず、体に悪いと言われる市販アイスTOP5から見ていきましょう。
市販で買える安全なアイスクリームの選び方や無添加・オーガニック・アレルギー対応のおすすめのアイスクリームの商品をご紹介している記事はこちらです。
■保育士ママおすすめ|市販で買える無添加・低添加アイス
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目次
体に悪い市販アイスランキング|避けたい商品TOP5
ここでは、原材料・添加物・カロリー・成分などの観点から、特に注意したい市販アイスを紹介します。保育士としての視点も交えながら、家族の健康に役立つ情報をお届けします。
今回のランキングは、以下の3つの視点で「避けたいアイス」を選定しています。
-
原材料のシンプルさ(添加物の有無)
-
脂質・糖質の量
-
保育士としての視点から、子どもに安心して与えられるか
1-第1位:ロッテ「爽」
公式:ロッテ
| 原材料 | 砂糖、植物油脂、乳製品、食塩、香料、乳化剤、安定剤(増粘多糖類) |
|---|---|
| 内容量 | 190ml |
| 特徴・注意点 |
|
1-第2位:明治「エッセルスーパーカップ」
公式:明治
| 原材料 | 乳製品、砂糖、植物油脂、卵黄、香料、乳化剤、安定剤(増粘多糖類) |
|---|---|
| 内容量 | 200ml |
| 特徴・注意点 |
|
1-第3位:ロッテ「モナ王」
画像:Amazon
| 原材料 | 砂糖、植物油脂、乳製品、モナカ(小麦粉、でん粉、膨張剤)、香料、乳化剤 |
|---|---|
| 内容量 | 160ml |
| 特徴・注意点 |
|
1-第4位:明治「メイバランス アイス(バニラ味)」
公式:明治
| 原材料 | デキストリン、乳たんぱく質、植物油、ショ糖、マルトデキストリン、食塩、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料、甘味料(スクラロース) ほか |
|---|---|
| 内容量 | 100ml |
| 特徴・注意点 |
|
1-第5位:赤城乳業「ガリガリ君」シリーズ
公式:赤城乳業
| 原材料 | 砂糖、果糖ぶどう糖液糖、りんご果汁、食塩、酸味料、香料、安定剤(増粘多糖類)、着色料(紅麹など) |
|---|---|
| 内容量 | 110ml |
| 特徴・注意点 |
|
1-6 どうして体に悪い?避けたい理由を解説
市販のラクトアイスは、手頃な価格で手に入りますが、原材料を見ると「子どもに毎日食べさせるのはちょっと…」と感じるものもあります。
ここでは、体に悪いとされる主な理由を3つの視点から解説します。
1-6-① 植物油脂が多く含まれている
ラクトアイスは「乳脂肪分」が少なく、代わりに植物油脂がメインとして使われています。
これはコストを抑えるための製造方法ですが、栄養価の面ではデメリットがあります。
植物油脂の中には、加工の過程で「トランス脂肪酸」が生成されることがあります。
トランス脂肪酸は、過剰に摂取すると動脈硬化や心臓病のリスクを高めるとされ、海外では使用制限されている国もあります。
1-6-② 添加物が多い
ラクトアイスの多くは、「乳製品らしさ」や「食感」を出すために、さまざまな添加物(香料・乳化剤・安定剤など)が使われています。
■主な添加物とそのはたらき
-
香料:本物のミルクの香りを再現するため
-
乳化剤:油と水をなじませるため
-
安定剤:なめらかさや保存性を高めるため
これらは食品衛生上すぐに害が出るものではありませんが、小さな子どもの味覚形成やアレルギーの観点からは注意が必要です。
体にいいお菓子を選ぶメリットや、スーパーやコンビニで売っている体にいいお菓子をご紹介しています。アイスをはじめ、子どものおやつを選ぶときの参考にされて下さい。
【2025年無添加】体にいいお菓子、スーパーやコンビニですぐに見つける方法
1-6-③ 糖分・脂質が多すぎる
ラクトアイスは甘くてコクがある分、砂糖と油脂の量が多くなりがちです。
特に、スイーツ好きな子どもにとっては、1個で200〜300kcalを超えることも珍しくありません。
■糖分・脂質の影響
-
糖分のとりすぎ → 虫歯・肥満・集中力低下
-
脂質のとりすぎ → 消化不良・生活習慣病リスク
アイスは冷たくて喉ごしがよいため、ついパクパク食べがちですが、冷えやお腹の不調、血糖値の急上昇にもつながります。
■まとめ
ラクトアイスを「絶対に避けるべき」とまでは言いませんが、
-
植物油脂メイン
-
添加物が多い
-
糖質・脂質が高い
この3点が重なると、日常的に食べるおやつとしては適さないことが多いです。
健康を考えるなら、「アイスクリーム」や「無添加」など、素材にこだわったものを選ぶ工夫が大切です。
体に悪いとされるラクトアイスとは?アイスクリームとの違いをやさしく解説

アイス売り場で「アイスクリーム」や「ラクトアイス」と書かれたパッケージを見たことはありませんか?実はこの違い、健康や子どもの食生活にとってとても大切なポイントなんです。
2-1 アイスの種類|アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイス・氷菓の違い
日本では、アイスは乳成分の量によって「種類別」に分類されています。それぞれの違いを、以下の表で比較してみましょう。
■アイスクリーム/アイスミルク/ラクトアイス/氷菓の違い
| 種類 | 乳固形分 | 乳脂肪分 | 特徴 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| アイスクリーム | 15%以上 | 8%以上 | 一番濃厚。乳由来成分多め。 | 添加物少なめ。おすすめ |
| アイスミルク | 10%以上 | 3%以上 | ほどよい乳感 | 商品により差がある |
| ラクトアイス | 3%以上 | ほぼ無し | 植物油脂でコクを出している | 添加物が多め。安価 |
| 氷菓 | ほぼ無し | 無し | シャーベットやアイスバー | 果汁中心なら無添加も多い |
2.2 ラクトアイスの定義と特徴
ラクトアイスは、乳成分の代わりに植物油脂を使って作られているアイスのことです。製造コストが抑えられるため、スーパーやコンビニで手に入りやすく、価格も安めです。
ただし、乳脂肪ではなく植物油脂を使用するため、栄養価が低くなりがちで、トランス脂肪酸や添加物も多く含まれている場合があります。
■ ラクトアイスが安くてよく売られている理由とは?
ラクトアイスがスーパーやコンビニでよく見かけられるのは、「安さ」と「量」が魅力だからです。
【ラクトアイスが安く作れる理由】
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 植物油脂を使用 | 牛乳や生クリームよりもずっと安く、保存性も高い |
| 添加物で食感を調整 | 安定剤や乳化剤で、少ない原料でも“それっぽく”作れる |
| 大量生産しやすい | 決まった配合で一括製造ができるため、コスト削減に最適 |
| 小売でも並べやすい | 大容量で目立ち、売場で手に取りやすい価格帯 |
【よく売れる理由】
-
「安くてたくさん食べられる」と感じる
-
家族向けにまとめ買いしやすい
-
見た目が豪華(大きいカップ・色鮮やかなパッケージ)
-
テレビCMなどで知名度が高い
💡 でも、安い=体にやさしいとは限りません。
ラクトアイスは植物油脂や添加物に頼っているため、
栄養面や健康への配慮が必要です。
2.3 ラクトアイスが安く・大量に売られている理由
ラクトアイスは、安価な植物油脂を主原料にしているため、原価を抑えて大量生産できます。そのため、スーパーやコンビニでは最もよく見かけるアイスとなっています。
また、加工しやすく保存性が高いのも特徴で、企業としても扱いやすい商品なのです。手に取りやすい反面、栄養面では不安が残ることもあります。
2.4 子ども向けに選ぶ際の注意点【前提知識】
ラクトアイスを子どもに与える際は、以下のような点に注意して選ぶと安心です。
■ラクトアイスを与える時の注意
- 乳脂肪ではなく植物油脂が主成分であることを理解する
- 添加物(香料・乳化剤・安定剤など)が多く含まれていないか確認する
- 毎日の習慣にならないよう、食べる頻度にも注意する
このあと、ラクトアイスがなぜ体に悪いと言われるのか?を詳しく解説していきます。
「ラクトアイスの成分が気になる方へ|健康面で注意すべきポイント」
ラクトアイスは手頃な価格で手に入りますが、健康や子どもの体にとっては注意が必要な点がいくつかあります。ここでは、体に悪いとされる主な理由をわかりやすく解説します。
3.1 植物油脂とトランス脂肪酸のリスク
ラクトアイスは、乳脂肪ではなく「植物油脂」で作られていることがほとんどです。この植物油脂の中には、製造過程で トランス脂肪酸 が発生するものもあります。
- トランス脂肪酸は、動脈硬化や心臓病のリスクを高めるとされている
- 欧米では使用が制限されている国もある
- 子どもの健康や成長への影響も懸念される
3.2 添加物(香料・乳化剤・安定剤など)の影響
ラクトアイスには、香りや食感を良くするために多くの 添加物 が使われています。主なものは以下の通りです:
- 香料:人工的な風味を加える
- 乳化剤:水と油を混ぜるためのもの
- 安定剤:なめらかな舌触りを保つ
これらの添加物は一つ一つは食品衛生上問題ない量ですが、日常的に摂取し続けることで体への負担になる可能性もあります。
特に子どもは体が小さく、成長過程にあるため、わずかな添加物でも影響を受けやすいことが指摘されています。
3-3 糖分・脂質の過剰摂取による健康影響
ラクトアイスは、味の満足感を出すために 糖分と脂質が多く含まれていることが特徴です。
一見、小さなカップでも1つで200kcal以上あるものも少なくありません。これにより:
- 肥満や生活習慣病のリスクが高まる
- 血糖値が急上昇し、集中力の低下につながる
- 甘いものへの依存が進みやすい
3-4 栄養価が低く、“満足感”だけ高い食品構造
ラクトアイスは「おいしくて手軽」ですが、栄養バランスの観点では注意が必要です。
見た目も満足感もありますが、実際にはたんぱく質やビタミンなど、子どもに必要な栄養素がほとんど含まれていません。
■ラクトアイスとアイスクリームの栄養素
| 種類 | たんぱく質 | カルシウム | 糖質 | 脂質 |
|---|---|---|---|---|
| ラクトアイス | 少なめ | 少なめ | 多い | 多い(植物油脂) |
| アイスクリーム | 多め | 多め | やや多い | 乳脂肪 |
しかも糖分と脂質でお腹がいっぱいになるため、本来食べてほしい食事が入らなくなることも…。
とくに食が細いお子さんには、アイスが「ごはん代わり」になってしまうリスクがあります。
アイスは「おやつ」として少量楽しむ分にはOKですが、“アイスでお腹を満たす習慣”には注意が必要です。
ラクトアイスとうまく付き合うには、成分表示を見て、栄養価を意識することが大切です。
保育士ママおすすめ|市販で買える無添加・低添加アイス【ランキング5選】
保育園や学童での経験、そして子育て歴30年の実体験をもとに、「安心して子どもに食べさせられるアイス」をランキング形式でご紹介します!
4-第1位:【井村屋】あずきバー|完全無添加で子どもにも安心
公式:井村屋
昔ながらの製法で、完全無添加。原材料はたったの5つ。余計なものが一切入っていません。
| 無添加度 | ★★★★★(完全無添加) |
|---|---|
| 原材料 | 砂糖、小豆、食塩、コーンスターチ |
| 特徴 | ・完全無添加(香料・乳化剤・着色料なし) ・小豆の自然な甘みが楽しめる ・噛み応えがあり、食べすぎ防止にも◎ |
| 内容量 | 85ml |
| 価格目安 | 約90円(税込) |
| 購入場所 | 全国のスーパー・ドラッグストア |
| 口コミ | 「小豆の味がしっかりしてて甘すぎない」 「無添加だから子どもにも安心して出せる」 「硬いけど、逆に満足感がある」 |
4-第2位:【グリコ】牧場しぼり|シンプル素材で乳化剤・安定剤不使用
公式:明治
搾乳後24時間以内のミルクを使い、乳化剤・安定剤は不使用。シンプルでやさしい甘さが特徴です。
| 無添加度 | ★★★★☆(乳化剤・安定剤不使用) |
|---|---|
| 原材料 | 生乳(国産)、乳製品、水あめ、砂糖、卵黄、バニラエキス、食塩 |
| 特徴 | ・乳化剤・安定剤不使用 ・シンプルな素材だけで作られている ・ミルクのコクがしっかり感じられる |
| 内容量 | 120ml |
| 価格目安 | 約160円(税込) |
| 購入場所 | スーパー・コンビニ(全国) |
| 口コミ | 「市販アイスでここまで素材にこだわってるのは珍しい」 「子どもにも安心して食べさせられる」 「自然な甘さで飽きない」 |
4-第3位:【森永】MOW(モウ)|濃厚ミルク感&無駄な添加物なし
公式:森永
| 無添加度 | ★★★☆☆(乳化剤・安定剤なし) |
|---|---|
| 原材料 | 乳製品(国内製造、ニュージーランド製造)、水あめ、砂糖、加糖卵黄(卵黄、砂糖)、カラメルシロップ(砂糖、水あめ)/香料、(一部に卵・乳成分を含む) |
| 内容量 | 140ml |
| 金額(目安) | 約150円 |
| 購入場所 | 全国のスーパー・コンビニ |
| 特徴 |
|
| 口コミ | 「素材の甘さを活かした味。子どももお気に入りです」 |
4-第4位:【イオン】グリーンアイオーガニック アイスクリーム(バニラ)|手頃で家族にやさしい
イオンのプライベートブランド。国産素材を使用し、香料・着色料・乳化剤などは無添加。
| 無添加度 | ★★★☆☆(乳化剤・安定剤なし) |
|---|---|
| 原材料 | 乳製品(国内製造、ニュージーランド製造)、水あめ、砂糖、加糖卵黄(卵黄、砂糖)、カラメルシロップ(砂糖、水あめ)/香料(※バニラのみ) |
| 特徴 | ・グリーンアイシリーズの無添加設計 ・手頃な価格で安全志向アイスが買える ・シンプルな甘さと口どけ |
| 内容量 | 140ml |
| 価格目安 | 約150円(税込) |
| 購入場所 | 全国のイオン・マックスバリュなど |
| 口コミ | 「無添加でこの値段はありがたい」 「子どもと一緒に安心して食べられる」 「やさしい味でリピート中」 |
4-5:【成城石井】プレミアムアイス|素材重視のごほうびアイス
こだわりの乳製品と厳選素材を使用した高級志向のアイス。ごほうび感たっぷりの逸品です。
| 原材料 | 牛乳、クリーム、砂糖、卵黄、バニラビーンズなど |
|---|---|
| 特徴 | ・高品質な素材で安心感◎ ・人工添加物不使用(フレーバーによる) ・濃厚でリッチな味わい |
| 内容量 | 100ml |
| 価格目安 | 約298円(税込) |
| 購入場所 | 成城石井店舗・オンラインショップ |
| 口コミ | 「特別な日にぴったりのアイス」 「素材の良さがはっきり分かる」 「高いけど、その分満足感も◎」 |
スーパーやコンビニでアイスを選ぶときのチェックポイント
市販のアイスは種類が豊富で、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。特に、健康や子どもの食育を意識している方にとって“どこを見て選ぶか”はとても重要なポイントです。
ここでは、パッケージでチェックすべき3つのポイントをわかりやすく解説します。
スーパーで買える無添加食品を紹介しています。無添加のお菓子もあります。そぞいてみて下さいね「
5-1 パッケージで見るべき表示とは?
パッケージには、そのアイスの「正体」がすべて詰まっています。
まずは、以下の3つを必ずチェックしましょう。
■チェックすべき表示
-
「種類別」表記(アイスクリーム/アイスミルク/ラクトアイス/氷菓)
-
原材料名(添加物や植物油脂の有無)
-
無添加・オーガニックなどの記載(あれば安心材料)
特に小さなお子さんやアレルギーのある方には、原材料のひとつひとつをチェックすることが大切です。
5-2 避けたい成分:植物油脂・香料・乳化剤など
見た目では分かりませんが、アイスに含まれている添加物や油脂の種類は、体への影響を大きく左右します。
■避けたい成分の一例
| 成分名 | 懸念される理由 |
|---|---|
| 植物油脂 | 加工油脂で、トランス脂肪酸のリスクがあることも |
| 乳化剤 | 安定性を高める添加物。体に悪いわけではないが過剰摂取はNG |
| 香料・着色料 | 自然由来でないものも多く、子どもにとっては刺激になる場合あり |
| 安定剤(増粘多糖類など) | なめらかさのために使われるが、胃腸への影響を懸念する声も |
気になる方は、添加物を極力避けた「無添加アイス」や「アイスクリーム」表記の商品を選ぶのが安心です。
5-3 「アイスクリーム」表示は安心材料になる理由
アイスのパッケージには「種類別」という項目があり、ここに注目することで、安全性や品質の違いが見えてきます。
■ 種類別アイスの違い(ざっくり比較)
| 種類 | 乳固形分 | 乳脂肪分 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| アイスクリーム | 15.0%以上 | 8.0%以上 | 最も乳成分が多く、コクがある。添加物少なめ。◎おすすめ |
| アイスミルク | 10.0%以上 | 3.0%以上 | そこそこ乳感あり。商品によっては添加物多めも。◯ |
| ラクトアイス | 3.0%以上 | 無し〜少なめ | 植物油脂がメイン。安価・添加物多め。△ |
| 氷菓 | ほぼ無し | 無し | シャーベット系。果汁中心のものも。無添加が多め。◯ |
「アイスクリーム」と表示されている商品は、乳成分の割合が高く、植物油脂や添加物に頼らない製法で作られていることが多いです。
つまり、「アイスクリーム」と書かれているものを選ぶだけで、かなり安心度が上がります。
■まとめ:表示を見て、選ぶ力をつけよう
市販アイスを選ぶときは、
「価格やパッケージのかわいさ」だけで決めるのではなく、以下を意識してみてください。
-
原材料表示を見る(植物油脂・香料などに注意)
-
種類別表記は「アイスクリーム」がおすすめ
-
無添加・国産素材表記があるものは安心度◎
こうした情報を知っているだけで、
“アイス選びの軸”ができ、子どもや家族に安心して出せる選択ができますよ。
ラクトアイスと上手に付き合うために|保育士ママの提案
7-1 アイスは“悪”じゃない。選び方と食べ方が大事
「アイス=体に悪い」というイメージを持たれがちですが、実は選び方と食べ方次第で、安心して楽しむことができます。特に子どもに与える場合は、内容をしっかり見極めることが大切です。
しアイスを楽しむためのポイントは以下の3つです:
-
「アイスクリーム」表示の商品を選ぶこと
→乳脂肪分が高く、添加物が比較的少なめです。 -
原材料をチェックして、植物油脂や人工香料の少ないものを選ぶ
→ラクトアイスには安価な植物油脂や添加物が多く含まれがちです。 -
「食後のデザート」として少量楽しむ
→食事代わりではなく、おやつとして適量を守ることが重要です。
「悪いから食べさせない」ではなく、「どんなアイスなら安心か」を理解し選択できるようにすることが、保育士ママとしての視点でも大切だと感じています。
7-2 アイスの代わりになる安心おやつアイデア
「今日はアイスはやめておこうかな…」という日でも、子どもが満足できる“代わりのおやつ”があると便利です。以下は、我が家でも実際によく登場するアイデアです。
■おすすめ代替おやつ:
-
冷凍バナナ・冷凍ヨーグルト
→自然な甘みで満足感もあり、添加物の心配もありません。 -
凍らせたゼリー(無香料・無着色)
→食感も楽しく、暑い季節にピッタリ。 -
手作りアイス風デザート
→プレーンヨーグルト+はちみつ+フルーツを凍らせるだけ!
こうした代替おやつは、市販アイスよりも栄養価が高く、子どもにも安心して与えられます。 ぜひ、おうちで試してみてくださいね。
7-3 アイスを食べた後のリカバリーフードとは?
「アイスを食べ過ぎたかも…」「ちょっと罪悪感がある」そんなときの“リカバリー”も意識しておくと安心です。
■アイスの後におすすめの食材:
-
味噌汁や温かいスープ
→冷たいアイスで冷えた体を温め、腸の働きをサポートします。 -
食物繊維が豊富な野菜(きんぴらごぼう、蒸し野菜など)
→血糖値の急上昇を抑え、腸内環境を整えます。 -
たんぱく質を含むおかず(卵焼き、納豆、豆腐など)
→アイスで不足した栄養素を補うのに効果的です。
“食べちゃった”ではなく、“その後どうするか”が大切。栄養バランスを整える意識を持つことで、無理なく健康的な習慣が身につきます。
よくある質問|ラクトアイスに関するQ&A
8-Q1. ラクトアイスは子どもに食べさせても大丈夫?
ラクトアイスは一度にたくさん与えなければ、たまの楽しみとして問題ありません。
ただし、植物油脂や添加物が多く含まれている商品もあるため、毎日のように与えるのはおすすめできません。
保育現場や家庭でも、「おやつ」として時々出すことはありますが、次の点に注意しています:
-
量を決めて出す(1つ全部食べきらせない)
-
夕食前ではなく、昼食後やおやつの時間に
-
成分表示を見てなるべく無添加・低添加のものを選ぶ
8-Q2. アイスは毎日食べたら体に悪い?健康を保つ頻度の目安は?
毎日アイスを食べるのは基本的におすすめできません。
理由は、以下のような健康リスクがあるからです。
-
糖質・脂質の過剰摂取:肥満や虫歯、血糖値の急上昇リスク
-
食事に悪影響:アイスで満腹になり、栄養バランスが崩れやすい
-
冷えの原因:特に子どもは体温調節が未熟なので、内臓を冷やすことに
■健康を保つためのアイス摂取頻度の目安
-
週1〜2回程度が安心
-
食後に少量を楽しむスタイルがおすすめ
アイスは「ごほうび」や「夏の楽しみ」として、メリハリをつけて与えることが大切です。
8-Q3. 無添加アイスはどこで買える?生協や通販のおすすめも紹介
無添加アイスは、通常のスーパーにはあまり置いていないこともありますが、生協や自然食品の通販サイトでは手に入りやすいです。
■生協で買える無添加アイスの例
■通販で買える無添加アイスの例
・なかほら牧場 無添加アイス
画像:楽天
- 完全放牧の牛乳使用、素材のみで作られた贅沢な味
・GELABO(ジェラボ)ごほうびジェラート
画像:Amazon
- 食材にこだわり、着色料・香料・保存料無添加
8-Q4. 子どもがアイスばかり欲しがる…どうしたらいい?
アイスを頻繁に欲しがるのは、甘さや冷たさの刺激による“依存”が原因になっていることもあります。
まずは「アイス=毎日食べられるものではない」という認識を持たせることが大切です。
■対処法の例
-
「お楽しみの日」を決める
→例えば「土曜日だけOK」とルール化する -
冷凍フルーツやヨーグルトで代替する
→冷たさと甘みの満足感はそのまま -
食後に少量出すことで“主役”にしない
→デザート扱いで、メインの食事を優先させる
以上が、ラクトアイスや市販アイスに関するよくある質問への回答でした。
「制限」ではなく「上手に付き合う工夫」をすることで、アイスも子どもの楽しみの一部にできます。
まとめ|アイスをかしこく選んで、家族で安心して楽しもう
■「体に悪い」には理由がある。でも対策もある
ラクトアイスが体に悪いと言われるのは、植物油脂や添加物、糖分が多いためです。
■ 子どもに与えるなら“選んで、与える”ことが大切
子どもにとってアイスは楽しみのひとつ。完全に禁止するより、安心できるものを選んで与えることが大切です。
シンプルな材料(牛乳・卵・砂糖)で作られたアイスを選びましょう。
■家族みんなでアイスを楽しむための工夫をしよう
- 食後に少量を楽しむ
- アイスを食べた日は甘いお菓子を控える
- 果物やヨーグルトで代用する
ラクトアイスも選び方次第。かしこく選んで、家族みんなで安心して楽しみましょう。
食事やおやつに使える安全な無添加の食パンを選ぶポイントや具体的な商品をご紹介しています。
■保育士ママおすすめ|市販で買える無添加・低添加アイス
最後までお読みいただきありがとうございました。


