子育て

子どもの料理はいつから?興味を持ち始めたら始めましょう。子どもの育ちに役立ちます

あわただしい毎日ですが、大人の気持ちの余裕がある時に、「子供と一緒に料理」をしてみませんか?

 

いつから子供に料理をさせていいんだろう?

という 疑問に対してー

私の子育てと、保育士・学童支援員の経験から、子供の料理の手伝いについてまとめました。

 

この記事を読んでわかること

1,料理に興味を持った時からを手伝わせるとよいこと

2,子供が料理をする時、大人が気をつけるところ

3,子供が料理をするメリットは何か❔

 

■こんなかたにおすすめ

子供とかかわっている方、

・料理をやりたがるお子さんがいらっしゃる方

にお届けします。

 

子供が、野菜や料理に興味がでてきた時で、

たとえば、大人が仕事がお休みの日で、心に余裕がある、

簡単な作業でこれならやさしく教えてあげられそう、

と思う時があれば料理を始めると、うまくいくのではないでしょうか?

ところで、私は、3人の男の子の子育てを経験しました。

3人とも、1歳半ごろから一緒に台所に立って調理や配膳の手伝いをしてもらいました

長男は料理をすることで、「作ること」に興味を持ち、今では、伝統工芸の職人として働いています。

次男は、料理が大好きで、おかずから、スイーツまで、何でも手作りで家族に食べてもらっています。

三男は、体の筋肉をつけるための食事も考え、自炊しています。

小さい時から一緒にやっていてよかったと思うことがたくさんありました。

👉「うちの子の食育、どう進めればいい?」と感じた方は、家庭で実践できる10の工夫をまとめたこちらの記事も参考になります。

【保育士が解説】乳幼児の食育|家庭でできるモンテッソーリ流10の工夫

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子供が料理に興味がでてきたら始めてみましょう

子供の準備

  1. 「料理は遊びではない。お手伝いだから頑張ってね、大丈夫かな?」と大人と確認しあう。
  2. 手を洗う
  3. エプロン(あれば三角巾)をつける。

 

大人の準備

  1. 踏み台を用意する(なければ、いすなどでよい)
  2. できれば、子ども用の器具(包丁、フキンなど)を用意する
  3. 子ども用にごみ入れを用意する(ボールなどでよい)

 

 

👉 料理デビューがスムーズになる「無添加の食材・調味料まとめ」も人気です。

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小さい子にできる料理の手伝いは?

たとえば、

  • 皮むきー 玉ねぎ 、 グリーンピース ・ ゆでたまご ・ そら豆のさやむき
  • 種とりー ピーマン
  • 混ぜるー ボールの中身を混ぜる
  • 分けるー レタス

 

👉 年齢別に“できること”を知りたい方は、こちらのモンテッソーリ食育の記事もおすすめです。

家庭でできるモンテッソーリ流“食育”|1〜3歳の「やりたい!」を育てる実践アイデア10選

 

 

子どもにやってみせる時のやり方 (包丁で『切る』場合)

 

・大根・人参などはスティック状に切って用意する。

これ以上ゆっくり切れないという早さでゆっくり丁寧に1本ずつ切って見せる。

・「やってみる?」と尋ね、やろうするまでゆっくり何度もやって見せる。

・子どもに切ってもらう。

 

はじめのうちは見守りが必要ですが、回を重ねるごとに上手になりだんだん任せられるようになります。

スティック状の物が上手に切れるようになったら、次は葉物などを用意するとよいでしょう。1枚1枚根本から分けてあげてから切ってもらいます。

 

切る』『皮をむく』『かき混ぜる』『(ダイコンなど)する』『計る』など、子共の発達に合わせてやらせましょう。

 

こんなことがありました。

お鍋に入れる白菜を切るよう頼んだ時、2歳の我が子が「どのくらいの大きさに切るの?」と聞いてきました。

それで、私が「お口に入る大きさにお願いね」と言うと、1回1回切っては口に入るか確かめていました。いい思い出です。

 

👉 初めての包丁に不安がある方は、「子ども用包丁選び」については…。

 

 

子供が料理をやりたくなって始めることのメリット

子どもが料理を手伝うメリット

  1. 野菜に興味がわく
  2. 野菜が好きになる
  3. 食事中に自分が切った野菜を家族みんなが喜んで食べる様子を見る
  4. 料理を手伝うことで手順がわかる
  5. 後始末をすることを「あたりまえ」と感じる
  6. 料理が好きになる
  7. だんだん食事つくりの役に立つようになる
  8. 忙しい時、子どもが小学生くらいになると頼めば下ごしらえまで留守中にしておいてくれるようになる……

 

料理を手伝うことで、子どもが育つこと

  1. 五感ー食材を触ったり、音の変化を感じたり、煮える匂いを嗅ぐ
  2. 細かい動きー力の入れ加減や動きを止めることなど、目と手の協応ができて、読み書きの動きにもつながる
  3. ことばーこねる、蒸す、切る、焼く、すくう……などの言葉を使ったコミュニションの中で、言葉も豊かになる
  4. 数的な思考立体や空間を把握したり、スプーンで何杯か数えたか数的な体験が多い
  5. 観察力ー切った断面を見たり、固いものが柔らかくなる様子を見る

 

👉 料理デビューの次に知っておきたい“乳幼児の食育まとめ”はこちらがおすすめです。

家庭でできるモンテッソーリ流“食育”|1〜3歳の「やりたい!」を育てる実践アイデア10選

 

 

まとめ

いかがでしたか?

このブログでは、次の3点をまとめました。

1,料理に興味を持った時からを手伝わせるとよいこと

2,大人が気をつけるところ

3,子供が料理をするメリット

 

1つ手間が増えてしまうので「自分でやったほうがまし」と思うかもしれません。

やはり、「切りやすいように準備してやる」「散らかる」などの大変さはありますよね。

しかし子どもがやりたくなったら料理を始めることはメリットが大きいといえます。

なんといっても、子どものやる気が違いますね。

 

うちは3人の息子がいますが、成人して3人とも料理上手。

一人暮らしの時は、自分で弁当を作って出かけていました。

結婚してからは、料理上手な旦那様となり、我が子のお食い初めの料理も自分で作っていました。(アップした写真)

 

 

料理を自分ですることは、いつも作ってくれる人への感謝、

自然の恵みへの感謝

自分だけでなくみんなの喜びを感じることもできると思います。

 

ファーストフードではなく、スローフード

ゆっくり丁寧にやり方を教えてあげる機会を増やすことで、

食べること、料理すること、作物が実ること……いろいろな興味がわいてくると思います。

ぜひ、親子でトライしてみてください。

 

👉 料理デビューの次に知っておきたい“乳幼児の食育の基本”はこちらで詳しく解説しています。
【保育士が解説】乳幼児の食育|家庭でできるモンテッソーリ流10の工夫

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
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tumikitosuzuto
現役の保育士/学童支援員。 モンテッソーリ教育を取り入れた“やさしく見守る子育て”を発信しています🌱 3人の子育て経験と、30年の無添加×生協生活から、安心な食と食育のヒントをお届けします。
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