日中、少し汗ばむ気候になると、冷たいものを食べたくなります。
材料が少なく簡単にすぐできるおやつをご紹介します。
子どもも喜ぶおやつです。
という お悩みに対してー 現役の保育士・学童支援員・モンテッソーリ教員である”すず”がお届けします。
子育ての経験も生かして、冷たく、少ない材料で簡単に作れるおやつの記事です。
この記事を読んでわかること
- 材料が少なくても、子どもも喜ぶ美味しい、冷たいおやつのレシピ
- 子どもと一緒にできるような簡単な冷たいおやつの作り方
- 簡単な材料で、手作りの冷たいおやつを作って子どもに食べさせてあげたいと思っている方
- 子どもと一緒におやつ作りをしたいと思っている方
にお届けします。
目次
材料が少なく簡単にすぐにできる冷たいおやつ、「ミニトマトゼリー」
暑くなると、見た目も涼やかで、口当たりもつるんとしていて、そして、さわやかな味のものがたべたくなります。
そこで、ゼリーの中に子ども達の大好きなミニトマトが入った『ミニトマトゼリー』のご紹介いたします。
「ミニトマトゼリー」のレシピ
<分量> 3個分
- ミニトマト…9~12個
- 寒天パウダー…2g
- 水……………300㎖み
- ハチミツ……大さじ2
- 梅酢…………小さじ1
- レモン………1/8個
「ミニトマトゼリー」の作り方
- ミニトマトは塩(分量外)一つまみを入れた熱湯にくぐらせ皮をむき冷ましておきます
- 鍋に水と寒天パウダーを入れて煮溶かします
- ②を火にかけたまま、ハチミツ、梅酢を入れます
- 火を止める直前にレモンを絞り入れて味を整えます
- ガラスの容器やゼリーカップなどにミニトマトを3~4個ずつ入れます
- 寒天液のあら熱がとれたら、⑤に流し入れます
- 冷蔵庫で冷やし固めます
- ゼリーカップの場合は皿に返します
- ミントの葉を飾ってできあがりです
- ミニトマトの代わりにイチゴや桃・ビワなど旬の果物に代えてもおいしくいただけます
- 1歳未満の子にはハチミツではなく麦芽糖に代えてください
「ミニトマトゼリー」を食べた学童の子どもの感想
最後に、学童の子ども達が『ミニトマトゼリー』を食べた感想をお伝えします。
- きれいで可愛い
- ミニトマトが入っていてびっくりした
- ミニトマトが甘かった
- ちょっと酸っぱい感じがする
- おいしい
- さっぱりって感じ
材料が少なく簡単にすぐにできる冷たいおやつ、「白玉団子」
白玉粉があれば、子どもと一緒に作れる簡単さです。
みたらしをかけてもおいしいですが、きな粉と黒蜜があれば、なお手軽にできます。
ツルッとしていて、暑い時期には最適ですね。
「白玉団子」のレシピ
<分量> 3個分
- 白玉粉…………………35g
- 水、黄な粉、黒蜜……適量
「白玉団子」の作り方
- 白玉粉と水を混ぜ合わせる(耳たぶくらいに)
- 丸めて、まん中にくぼみをつけて、熱湯に入れて湯がく
- 浮いてきたら、水に浸け、水けをとって皿につぎ分ける
- 黄な粉をかけてから黒蜜をかける
今日は、団子の大きさをいつもより小ぶりにしました。(手の親指の爪くらい)
小さいのを作るのは面倒ですが、見た目がかわいらしく、いい感じになりました
材料が少なく簡単にすぐにできる冷たいおやつ、「和風きな粉プリン」
私の勤めている学童で、食べたいおやつを尋ねていると、「プリン」という声が上がりました。
それを聞いた食べ物アレルギーがたくさんある子どもが寂しそうに「私は、一度もプリンは食べたことがない」と呟きました。
そこで…、
食物アレルギーがあっても食べられるプリンをつくることにします。
「和風きな粉プリン」のレシピ
<分量> 3個分
- 白玉粉一人分35g×人数分
- 水、黄な粉、黒蜜、全て適量
「和風きなこプリン」の作り方
- 鍋に豆の水煮以外の材料を全部入れて混ぜ合わせ、5分くらいねかせます
- ①を強火にかけ、木べらで混ぜます
- とろみが出てきたら、弱火にして、ツヤと粘りが出てくるまで、3分間くらいよく練ります
- 水でぬらしたカップに③を流し入れ、上に豆の水煮をのせます
- シロップをかけて冷たくします
2,シロップの作り方
- シロップの材鍋に入れます入れます
- ①を煮たて、さまします
「和風きなこプリン」を食べた学童の子供の反応は?
最後に、学童の子ども達が『和風きなこプリン」』を食べた感想をお伝えします。
- きな粉味でおいしい
- もっと柔らかい方がいい
- 作ってくれて嬉しい
- まあまあおいしい
材料が少なく簡単にすぐにできる冷たいおやつ、「棒付き冷凍バナナアイス」
材料・準備するもの(1人分)
- バナナ
- 割りばし
- ラップ
- 冷凍保存袋
以下の記事で詳しく解説します。
【冷凍バナナアイス】棒をつけてそのまま凍らせて、子どもが喜ぶ手作りおやつに
材料が少なく簡単にすぐにできる冷たいおやつ、「ミルクゼリー」
『豆乳』と『寒天』で作る冷たいおやつです。
『豆乳』は牛乳に、『寒天』はゼラチンに代えても、おいしくできます。
しかし、牛乳アレルギーがあるお子さんがいる場合は、豆乳を使うとよいでしょう。
「ミルクゼリー」のレシピ
1、シロップの分量
- 水……………150㎖
- 梅酢…………小さじ1/2~1
- ハチミツ……大さじ2~3
- レモン………1/3個分
- ミントの葉…飾り用に適宜
2,ミルクゼリーの分量 (2~3人分)
- 粉寒天………2g
- 水……………100㎖
- 豆乳…………200㎖
「ミルクゼリー」の作り方
1、シロップの作り方
- 鍋に水、梅酢、ハチミツを入れて混ぜ合わせます
- ①を火にかけて煮立たせます
- 火を止めて、味を見ながらレモン汁を加え、さましておきます
2,ミルクゼリーの作り方
- 鍋に粉寒天と水を入れて、混ぜ合わせます
- 火にかけ、かき混ぜながら加熱します
- 沸騰したら2分間かき混ぜながら加熱して、火を止めます
- 豆乳を加えて混ぜ合わせます
- 水でぬらしたバットに流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めます
- ⑤を型抜きでで抜いて器に盛ります
- ミントの葉を飾ります
- シロップをかけていただきます
- レモンシロップの代わりにジャムを氷水で溶かして添えてもおいしくいただけます
- シロップにレモンの皮を細く刻んで散らすと、風味よく、おしゃれになってすてきです
「ミルクゼリー」を食べた学童の子供の反応は?
- シロップの味がすっきりしておいしい
- もっと食べたい
- 豆乳は苦手だから牛乳のほうがよかった
- ハートの形がかわいい
- 豆乳の寒天だけはさびしい。りんごゼリーやぶどうゼリーと組み合わせてほしい
という感想が聞かれました。
材料が少なく簡単にすぐにできる冷たいおやつ、「くずもち」
スーパーなどでも売られている「くずもち」ですが、本くず粉があれば簡単に手作りすることができます。
手作りすれば、甘さの調整もできて経済的です。
また、無添加のものを安心して食べられるので、手作り。
「くずもち」のレシピ
1,くずもちの分量 (3人分)
- 本くず粉………50g
- 水……………250㎖
- きな粉…………適量
- 黒蜜……………適量
2,黒蜜の分量(自分で作る場合)
- 黒砂糖………大さじ2
- きび砂糖……小さじ2
- 水……………40㎖
黒蜜は市販のものもあります
3,レモンミツの分量(3人分)
- レモン………1/3個分
- ハチミツ……大さじ2~3
- きび砂糖……大さじ1
- 水……………1カップ
- 梅酢…………小さじ1/2~1
- 1歳未満は、ハチミツを麦芽飴に代えます
1,くずもちの作り方
- 鍋に本くず粉と水を入れて混ぜ合わせます
- ①を中火にかけて、木べらで混ぜていきます
- とろみが出てきたら、弱火にして、ツヤと粘りが出てくるまで、5分間くらいよく練ります
- 半透明になったら火を止めます
- バットにきな粉を敷き、あら熱をとった④を流し入れます
- きな粉をよくまぶし、スプーンでひと口大に切り分けます
- ⑥を器に盛り、お好みのミツをかけます。
2,ミツの作り方
ミツは、黒ミツとレモンミツぼ2種類です。
黒ミツ
- 黒ミツの材料をすべて鍋に入れます
- 火にかけて煮溶かします
- とけたら火からおろしてさまします
レモンミツ
- レモン汁小さじ1とハチミツ、きび砂糖、梅酢、水を鍋に入れてとかします
- あら熱がとれたら、味を見ながらレモン汁を加えて冷やします
- レモンミツには、レモンの黄色い皮の部分を削ぎ切りにし、みじん切りにして、他の材料と一緒に煮ると風味がいかされます
- その場合、レモンは国産有機ののものを選ぶようにしましょう
- 大人には、冷ややっこの感覚で、くずもちに青じその千切りやゴマ、焼きのり、ショウガなどをすりおろして、酒の肴にしてもおいしいでしょう。
簡単な手作りおやつ、「くずもち」を食べた学童の子供の反応は?
- きな粉と黒ミツが慣れているからそのほうがいい
- プルプルして大好き
- 甘くておいしい
- レモンミツはすっきりしていておいしい
- 私は梅干しが好きだから、レモンミツは少し梅干しの味に似ていてこれも好き
という感想が聞かれました。
材料が少なく簡単にすぐにできる冷たいおやつ、「かんざらし」
「かんざらし」ってご存じですか?
白玉粉で作った小さな団子を島原の湧水で冷やし、それに砂糖やハチミツで作った蜜をかけるだけのシンプルなスイーツで、上品な甘さと喉越しのよさが特徴とされています。
長崎県にある島原に旅行で訪れた時に食べてみました。
こんなふうに子どものおやつに出してあげようと思うような優しい味です。
「かんざらし」のレシピ
<分量> 4人分
- 白玉粉 1カップ
- 水 約1/2カップ
- きび砂糖 3/4カップ
- 水 2カップ
- 砂糖の量はお好みで調節してください
「かんざらし」の作り方
白玉団子の作り方
- 白玉粉1カップと水1/2カップを混ぜてまとめます。
- ナベにお湯を沸かし、網杓子と、水を張ったボールを用意します
- お湯が沸いたら、①の白玉粉を小さい団子に丸めて茹でます
- 火が通ると浮き上がってきますので、網杓子ですくい、水を張ったボールにとります
- 全部茹で終わったら、団子の水気を切り、器に取り、シロップをかけます
- 小さい子どもにまるくて、つるっとしたものは、のどに詰まら去る恐れがあります。十分に注意してください。
- そんな時は、丸めず、ひょろっとしたような長めの形にするとよいでしょう
シロップの作り方
- きび砂糖 3/4カップ と 水2カップ を煮たたせます
- さましておきます
- 白玉粉がまとまりにくいようでしたら、少し水を加えて調節するとよいでしょう
- 冷たくして出したかったので、シロップは冷凍庫に入れておきました
「かんざらし」を食べた学童の子供の反応は?
- 甘くておいしい。
- 団子はもっと小さい方がいい。
- 私は、黄な粉と黒蜜で食べる方が好きだ
- 甘いお汁も冷たくておいしかった。
- 団子がかわいい。
といった声が聞かれました。
材料が少なく簡単にすぐにできる冷たいおやつ、「みかんゼリー」
「みかんゼリー」のレシピ
<分量>(2人分)
- 100%みかんジュース 200㎖
- 寒天パウダー 2g
- 水 100㎖
- レモンの皮 少々
「みかんゼリー」の作り方
- 水と寒天パウダーを鍋に入れます
- 火にかけ、かき混ぜながら溶かし、沸騰したら1~2分沸騰を続けます
- 火からおろし、みかんジュースを混ぜ合わせます
- 型に移して冷やします
- 食べる直前に、皿に返して、100%みかんジュース(分量外)を上から少々注ぎます
- 仕上げにゼリーの上からジュースを注ぐと特別感があって子どもは喜びます
- はじめから小さなガラス容器に流して固め、そのままいただくと、小さいお子さんは食べやすいでしょう
- 型に入れた時に、ミカンの缶詰などの果実を入れてもおいしく食べられます
「みかんゼリー」を食べた学童の子の感想
- 「ちょっとすっぱいけどおいしい」
- 「ジュースがかかっていてうれしい」
- 「今度はぶどうゼリーにしてほしい」
材料が少なく簡単にすぐにできる冷たいおやつ、「冷やしリンゴ」
「冷やしリンゴ」のレシピ
<材料>(2人分)
- リンゴ…………1コ
- きび砂糖………カップ1/4杯
- レモンの皮……適量
「冷やしリンゴ」の作り方
- リンゴは六つ割りにして、芯を撮り、皮をむきます
- ①を辛めの塩水につけておきます
- 鍋に砂糖を1/4杯と水カップ1/2杯を煮立てます。(あれば香りづけにレモンを2,3片入れるとよい)
- ③にリンゴを入れて、弱火で煮ます
- リンゴが透き通ってきたら、バットなど平たい器に並べ、汁を上からかけます
- あら熱がとれたら、冷蔵庫で冷やします
- リンゴを煮る時、火が平均して通るように、形を崩さないよう気をつけながら、時々ひっくり返しましょう
- おいしくないリンゴもシロップで煮るとおいしく食べられます
「冷やしりんご」を食べた子どもの反応は?
- 「ちょっと柔らかいけどおいしい」
- 「思ったより冷たくておいしかった」
- 「甘くて好きだった」
- 「また作ってほしい」
冷たいおやつを手作りするとよい理由
季節によっては朝晩の冷え込みががあっても、日中は気温が高く汗ばむ日があります。
また、スポーツをした後など活動によっては、汗ばみます。
そんな時、冷凍庫に冷たいおいしいおやつを用意しておくと、ほっと一息つけますね。
子どもであれば、ぐずることなく機嫌を直してくれるかもしれません。
冷たく、添加物が何も入っていないおいしく簡単なおやつのご紹介しました。
冷たいおやつで、アイスクリームがあります。
しかし、乳や卵などのアレルギー対応したものはコンビニなどでは手軽に求めにくいでしょう。
ちょっとした工夫で簡単な美味しいおやつができます。
アレルギー対応の安心おやつについてこちらも参考にされてください。
まとめ
材料が少なく簡単にすぐにできる9種類の冷たいおやつをご紹介しました。
みんなで美味しい、簡単な手作りおやつの時間を楽しみましょう。
簡単にできる手作りおやつについては以下の記事でも詳しく解説しています。
【子どもでも作れる】材料が少ない簡単おやつ11選、美味しさ・満足度100%
冷たい手作りおやつの「フルーツゼリー」についてはこちらの記事を参考にどうぞ
【フルーツゼリー 】簡単でおいしい子供が喜ぶ手作りおやつのレシピです
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
広告