朝は保育園に行く時間、夜はご飯を食べさせたり、寝かせたりとずっと時間に追われます。
子育てをする大人はくたくたになってしまいますね。
きっとお疲れでしょう。
という お悩みに対してー
現役の保育士・学童支援員・モンテッソーリ教員の”すず”がお届けします。
子育てが終わり、これまでの経験をから
「スローライフ」な生活を生かした子育て
についてまとめました。
この記事を読んでわかること
1,子育てにスローライフな生活を取り入れること
2,大人が心にゆとりをもつためにすること
3,大人と子どもが一緒にスローライフを楽しむ方法
です。
イライラして子育てに余裕がないとお悩みの方
にお届けします。
スポンサーリンク
目次
イライラして余裕がない子育てには、「スローライフ」な生活を取り入れてみましょう
現代はワーママやシングル、ワンオペ育児をしている方も多く、
時間が足りないと感じていることでしょう。
時間に追われるとどうしてもイライラしてしまいます。
それと同時に、子どもの気持ちを受け入れるのが難しくなってしまいます。
そこで、スローライフな生活を提案します。
スローライフとは?(コトバンクより)
《〈和〉slow+life》効率やスピードを重視するのではなく、のんびりと過ごしながら、人生を楽しみ、生活の質を高めようとすること。スローフードから派生した和製語。
ということで、スローライフで心にゆとりある子育てを目指してみてはいかがでしょうか?
スローライフな生活と子育て
- 手や口を出さず、子どもに任せてみる
- できるようになるまで急がず繰り返しやって見せる
- 物を与えすぎない
- 食事の準備を手伝ってもらう
- 外で遊んだり、自然に触れる
- メディアから遠ざける
詳しく解説します。
1,手や口を出さず、子どもに任せてみる
子どもを、意識して一人の人間として接してみましょう。
どうしても、小さいから教えてあげなければと思いがちです。
しかし、子どもができることを、大人が代わりにせず、見守ることが大切です。
子どもは時間はかかっても、自分ですることが喜びであり、上手になる近道です。
大人が手や口を出さず、見守るゆとりを持ちます。
2,できるようになるまで繰り返しやって見せる
「這えば立て立てば歩めの親心」という言葉がありますが、
そこはぐっとがまんして、ゆっくりを大事にしましょう。
子どもは子どものペースで成長していきます。
できるようになるまでには時間がかかることや、
じれったく思うこともあるでしょう。
しかし、自分でやりたい、うまくなりたいという子どもの気持ちを尊重します。
そうすれば、「なんでできないの」「失敗しないで」とイライラせず、
今はこれがやりたいんだなと
子どもの行動を受け止められるようになります。
3,物を与えすぎない
例えば、子どもの持ち物としては、おもちゃが多いでしょう。
成長に伴い、新しいおもちゃを欲しがるかもしれません。
でも、与え過ぎは集中力に欠けるなどの悪影響を及ぼします。
おもちゃの与えすぎは悪影響?子供の成長を支える良いおもちゃを選んで与えましょう
何でも買ってすますのではなく、持っているものを大事に使う工夫をしてみてください。
親子で一緒に考えるといいでしょう。
また、長く使うと思い出がいっぱいになります。
物が少ないと片付けもやりやすくなり、
イライラすることが減ってきます。
もう片付けない子供にイライラしません、7つの工夫で片づける習慣をつけましょう
4,食事の準備を手伝ってもらう
食事の準備を子どもにも手伝ってもらいましょう。
子どもと食事の準備をすることで、
食べること、料理すること、作物が実ることなどいろいろな興味がわいてきます。
それまで、食べるのに時間がかかってイライラしていたことも
子どもが実際に食事つくりをすることで、食べ物に関して意識が違ってきます。
そこで、年齢にあった料理の手伝いをさせてみるといいでしょう。
子供の料理はいつから?興味を持ったら始めると成長に大きなメリット
5,外で遊んだり、自然に触れる
ゆっくりと自然に親しむ時間を作りましょう。
庭やベランダの植物を世話したり、触れてみる。
また、公園まで散歩に出かけると、行く途中で、いろいろなものに出会います。
子どもにとっても、大人にとってもリフレッシュできるでしょう。
体力も使うので、夜は早く寝かせることができます。
なかなか寝ないで、イライラすることも減っていきます。
賢い子に育てる外遊び、持ち物を準備しておけば面倒でも大丈夫!
6,メディアから遠ざける
現代は、テレビに加えて、スマホ、タブレットなどいろいろなメディアがあり、
低年齢で使いこなしています。
しかし、思った時間に終わりにできず、
親子でイライラしてしまう原因になりがちです。
メディアを使う時間をしっかり約束して、使うといいですね。
イライラして余裕がない子育てを避けるために大人がすることは
- 子どもと対等に全力で遊ぶ時間を作る
- 深呼吸をする
- 一人の時間を作る
- 好きなものを食べる
- 自然に親しむ
詳しく解説します。
1,子どもと対等に全力で遊ぶ時間を作る
決して、長い時間ではなくていいのです。
子どもと全力で向き合う時間を作りましょう。
例えば、10分だけと決めて、
一緒に遊んだり、一緒に食事作りなどの作業をしてはいかがでしょう。
子どもは、満足できれば、大人の言うことにも耳を傾けるようになります。
その後は、イライラしないで、大人のペースでできればいいですね。
2,深呼吸する
両手を広げて深呼吸してみてください。
深呼吸は、鼻から6秒間吸って、口から9秒間吐きます。
これを10回くらい繰り返します。
そうすることで、自律神経が整い、セロトニンが生成されやすくなります。
セロトニンは、イライラ感を抑える作用があり、幸せホルモンと呼ばれています。
日頃からこの深呼吸をする習慣を付ければ、おまじないにもなります。
3,一人の時間を作る
いつも、子どもが周りにいて、落ち着く暇がありませんね。
だからこそ、あえて一人になる時間を作ることが必要です。
私は、夜に子どもを寝かせる時に、子どもと一緒に寝るようにしていました。
そして、4時に起きて、自分の時間として、趣味の時間にしていました。
4,好きなものを食べる
頑張っている自分にご褒美を用意しておくのもいいでしょう。
べつに、甘いものでなくてもいいと思います。
好きなものがあるだけで、気持ちにゆとりが出てきます。
自分がご機嫌になる工夫が必要ですね。
5,自然に親しむ
やはり、自然には癒されることが多いでしょう。
緑のある所に出かけたり、鳥の声、空の様子、草花に親しむなど、
自分のお気に入りを見つけてください。
忙しい毎日の中で、息がつまりそうになったら、自然と向き合う時間を作りましょう。
イライラして余裕がなくなる前に子どもと一緒にスローライフを楽しむ
大人が子どもと一緒にスローライフを楽しむ方法
それは、「待つ」ということでしょう。
子どもと一緒に、気長に待つことを楽しんでください。
- 種をまく(育てる・収穫・食べる)
- 定期的に身長を測る
- アルバムを作る
1,種をまく(育てる・収穫・食べる)
種をまいてみませんか。
花、野菜、果物、豆など、時間をかけて育てましょう。
それは、命の時間です。
いろんな命が、それぞれの時間で生きていることを家族で学んではいかがでしょうか。
そして、子どものかけがえのない時間や育ちを大人も感じて、
イライラせずに向き合えるようになりたいですね。
広告
2,定期的に身長を測る
子どもの成長は、みんなの願いです。
子どもはゆっくり大人になります。
例えば、月に一回と決めて慎重を測ってみてはいかがでしょうか。
成長を喜び合うこと、
子どもを愛しいと思うこと、
毎日、時間に追われる中だからこそ、大切にしていただきたいと思います。
スポンサーリンク
3,アルバムを作る
わが家では、子どもが小さい頃から、それぞれの子どものアルバムを作っていました。
子ども達は、何度も何度もそのアルバムを開いては眺めていました。
幼い頃の思い出が、しっかり焼き付いていったようです。
自分の赤ちゃんの頃の様子、
幼稚園に入ったころ、
小学校の仲間など、
その時の流れと、人の育ち、家族のことなどが詰まったアルバムから、
子どもも、親も感じるものが出てきます。
子どもと一緒に大人も繰り返しアルバムを見て、
子どもの成長を喜び、愛を育んでいっていただきたいです。
手軽に、おしゃれに、フォトブックを作りたい方はこちらも参考にしてください。
スポンサーリンク
まとめ
この記事では、
1,子育てにスローライフな生活を取り入れること
2,大人が心にゆとりをもつためにすること
3,大人と子どもが一緒にスローライフを楽しむ方法
についてまとめました。
忙しい大人が、少しでもイライラしないよう、
また、余裕をもって子どもと向き合えるよう、
願っております。
スローライフな生活は、大人だけでなく、
子どもの生活にも大事なポイントがたくさんあります。
ぜひ、お試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
おもちゃのサブスク、子どもの成長に合わせた定期レンタルはこちらです