毎日忙しいうえに、子どもが片付けないでいるとイライラしますよね。
子どもが自分で片付けてくれたら……。
今回は、子どもの片づけについてまとめました。。
という お悩みに対してー
私の子育てと、保育士・学童支援員の経験から、
子どもの片づけについてお答えします。
この記事を読んでわかること
1,子どもが自分で片付ける習慣を作る方法
2,子どもが自分で片付けるための環境作り
3,片づけの仕組み
どうしたら子どもが自分で片付けるかお悩みの方
にお届けします。
スポンサーリンク
片付けない子どもに7つの工夫で片付ける習慣をつける
子どもは2歳くらいから、やり方や位置・順番にこだわるようになります。
また、分類したり、比べることに興味を持つ時期があります。
これは、子どもがみんな持っている特徴です。
この特徴を生かして、
おもちゃなどの片づけを楽しんでやってもらう仕組みを作りましょう。
モンテッソーリ教育においては、そういう子どもの動きや特徴をよく観察して、自分でできるようにするにはどうしたらいいか環境づくりを大事にしています。
モンテッソーリ教育の考え方を生かしながら片付けについてまとめました。
子どもにやる気をおこす7つの工夫
- 子どもの目の高さの棚を用意する
- その棚のどこにどのおもちゃを置くか決める
- 種類ごとに分けられた箱に入れる
- ラベリングを目安に片付ける
- 1つ終わったら片付けてから次のを出す決まりを作る
- 続きにしたいモノを置くところを作る
- はじめのうちは、大人も一緒に片付けてやる
詳しく解説します。
1,種類ごとに分けられた箱に入れる
1~2歳ころにできること
例えば、赤い箱にはぬいぐるみ、青い箱には積み木など分類させるといいでしょう。
3~4歳ころにできること
少しずつ自分の感覚で細かく分類できるようになります。
あまり大人が口出しせず、見守って子どもに任せてみましょう。
スポンサーリンク
2,子どもの目の高さの棚を用意する
子どもの目の高さの棚があれば、自分で見て、どこに置けばいいのかわかります。
まずは、自分でやってみようとする気持ちが大切です。
そのためには、子どもにわかりやすいように子どもサイズの棚があるといいでしょう。
スポンサーリンク
3,その棚のどこにどのおもちゃを置くか決める
棚を用意したら、子どもと一緒におもちゃを並べていきます。
例えば、子どもが一番気に入っているモノを
目立って、出し入れしやすい所に置くのはどうでしょう。
きっと、それを大事にするに違いありません。
4,ラベリングを目安に片付ける
箱や、かごにラベルをはるとわかりやすいですね。
5~6歳ころになると
子どもにラベルの絵を描いてもらうのはいかがでしょう。
白のビニールテープに名前ペンで書くと手軽です。
自分で分類したり、ラベルを作るなどすると、片付けのやる気も違ってくるでしょう。
5,1つ終わったら片付けてから次のを出す決まりを作る
自分で片付けるためには、たくさん散らかっていてはどうにもなりません。
1つ終わったら片付けてなかったら、声掛けしてみてください。
6,続きにしたいモノを置くところを作る
子どもが夢中になって、後でまたやりたいものが出てきます。
そんな時のために、置くところを決めておくのもいいでしょう。
たとえば、棚の上や小さいテーブルなどがいいですね。
子どもにとっては、自分専用のコーナーがあれば遊びも楽しめるし、片付けにおいてもモチベーションが上がることでしょう。
7,はじめのうちは、大人も一緒に片付けてやる
はじめのうちは、自分で片付けるのが難しいです。
だから、大人が片付ける範囲を提示して、一緒に片付けるとやる気も出てきます。
片付けない子供にイライラしない環境づくり
大人が気をつけたい環境づくり
- 遊びのコーナーを作る
- 小さいテーブルを用意する
- 子どもの成長に合ったモノの量
- 家族で共有
- やる気をおこす声掛け
子どもが自ら片付けるには、やはり、環境づくりが大事です。
嫌がって、子どもが片付けないでイライラする前に
子どもが片付けする環境を作ってやりましょう。
詳しく解説します。
1,遊びのコーナーを作る
部屋の隅の一角を遊びのコーナーにして棚や、箱を置いてやると、
子どもは遊ぶ時は、そこで遊ぶようになります。
部屋のどこにでもおもちゃが散らかっているとイライラしてしまいます。
2,小さいテーブルを用意する(折り畳み可)
例えば、小さいテーブルがあれば、お絵かきや粘土遊びなども落ち着いてできます。
また、後で続きにしたい遊び物も、小さいテーブルに置いておくこともできます。
子どもも大人も気持ちがぶつからずに納得できるでしょう。
スポンサーリンク
3,子どもの成長に合ったモノの量
3か月くらいに1度は子どもと一緒に棚や箱に置くものを見直しましょう。
子どもは、日々成長しています。
子どもの成長、興味にあったおもちゃを身近に置いておきましょう。
それ以外のおもちゃは、クローゼットなどにしまいます。
これは、子どもと話し合いながら行うと、こどもは納得できると思います。
おもちゃの与えすぎは悪影響です。
こちらも参考にしてください。
おもちゃの与えすぎは悪影響?子供の成長を支える良いおもちゃを選んで与えましょう
「どんなおもちゃを与えたらいいかわからない」 という声もあります。
子供の月齢や好み、成長に合わせた知育玩具を 個別に保育士等のプロが選んで自宅まで送ってくれます。
話題のおもちゃレンタルがオススメ!です。こちらも参考にどうぞ。
スポンサーリンク
保育士等のプロが選定!知育玩具のサブスクならCha Cha Cha☆今なら初月2,178円で始められる!
4,家族で共有
幼い子どもは、「秩序感」があります。
いつもと同じとこ同じものものがないと落ち着きません。
物の置き場所は、家族で共有すると生活がスムーズにできます。
5,やる気を起こす声掛け
やはり、「片付けるのは面倒だな」と思うこともあります。
子どもが頑張って片付けた時は、「よくやれたね」と認めてあげましょう。
さらに、なかなか片付けが進まないこともあります。
そんな時は、「○○ちゃんはこっち、ママ(パパ)はこっちを片付けるよ、ヨーイドン」
と、競争して片付けるのもいいでしょう。
一人でやれそうにない時は、「今日はどこまでできるかな?」と尋ね、大人にお願いしたい 所と子どもがする所を確認して、手伝うようにしましょう。
少しずつ自分で片付ける所を増やしていき、できたら認めてあげます。
また、子どもが、自分で片付けられた日は、食事の時などに、家族みんなの前で、できたことを報告してあげると、自信につながります。
片づけの仕組みを知る
親自身の片づけ方も影響もあるかと気にされている方はいませんか?
親は子どもの手本になることが必要ですが、誰もが片付けが得意とは言えないでしょう。
そこで、片付けの仕組みを知ることで、親も片づけ上手になります。
片付けができていると
- 物をさがさないのでイライラしない。
- 出かける前の準備に時間がかからない。
- 物の置き場所が家族みんなが知っている
などの利点があります。
片付けの仕組み
- 整理する
- 収納場所を決める
- 片付ける
- 家族の意見を取り入れて見直す
詳しく解説します。
1,整理する
とかく物が多すぎてどこから手を付ければいいかわからなくなります。
- 使う物と使わないものに分類します
- 使う頻度で区別します
- 使わない物は処分します
2,収納場所を決める
1で分けた物を使い易く片付けます。
- 使う場所に使う物を集める
- いつも使う物を取り出しやすい場所にしまう。
- ラベルを貼る
3、片付ける
使った物を2で決めた場所に戻す
4,家族の意見を取り入れて見直す
使う人、家族の意見を聞いて、みんなが使いやすい収納にします。
子どもでも自分の好みの片づけ方を主張すれば尊重しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、片付けない子どもに対して、大人がイライラしないために
7つの工夫で、子どもが自分で片付ける習慣をつける方法をまとめました。
- 子どもの目の高さの棚を用意する
- その棚のどこにどのおもちゃを置くか決める
- 種類ごとに分けられた箱に入れる
- ラベリングを目安に片付ける
- 1つ終わったら片付けてから次のを出す決まりを作る
- 続きにしたいモノを置くところを作る
- はじめのうちは、大人も一緒に片付けてやる
また、子どもが自分で片付けるための環境作りをとりあげました。
- 遊びのコーナーを作る
- 小さいテーブルを用意する
- 子どもの成長に合ったモノの量
- 家族で共有
- 声掛け
子どもが、自分で片付けるようになるためには、
環境を整え、家族の温かいまなざしや言葉かけが必要です。
また、大人自身も片づけが苦手な方もいるかもしれません。
そのために片づけの仕組みについても取り上げました。
- 整理する
- 収納場所を決める
- 片付ける
- 家族の意見を取り入れて見直す
ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
スポンサーリンク