あわただしい毎日だからこそ、ゆっくり、子どもと楽しむ時間を持ちたいですね。
少しの時間でも、しっかり子どもに向き合えば、飽きずに楽しむことでしょう。
1歳から3歳のお子さんを対象に身近なものを使った遊びを中心にまとめました。
という 疑問に対してー
私の子育てと、保育士・学童支援員の経験から室内遊びについてまとめました。
この記事を読んでわかること
1,室内で、子どもと何をして遊べば飽きないで遊べるか
2,遊び道具は何を用意すれば楽しめるか
・子どもとかかわっている方、
・室内で、身近なもので遊ぶ遊び方をお探しの方
にお届けします。
たとえば、お休みの日や、
雨で外に行けない時
感染症にかかって元気になったものの、一定期間自宅待機が必要な時、
ちょっとしたスキマ時間に子どもと楽しく遊びたい時
最近子どもと遊んでないなと感じる時
などにご活用ください。
親子で遊ぶ時間が、楽しいひとときとなることでしょう。
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目次
子どもと遊ぶ室内遊び
1,紙をビリビリ
やぶってもいい紙をたくさん用意しましょう。
手でやぶって遊びます。
やぶる時の音を楽しむのもいいですね。
細かくちぎって、「♪ゆきやこんこ あられやこんこ~」とうたって、頭からかけたり、
らせん状にやぶって見せて「へびさん にょろにょろ」と言って動かすと喜びます。
そのへびをラップのしんなどに貼って子どもに持たせると「へびさん」と言って、動き回って遊びます。
遊んだ後は、すべての紙を「掃除機ですよー」といって、手で集めましょう。
それもまた、遊びになります。
集めた紙はぜんぶレジ袋などの袋に詰め込みます。
入れ終わったら、ガムテープで丸い形に整えて、ボールにして遊びます。
かたづいて、新しい遊び道具ができて一石二鳥!
- 効果ー手を使う、創造性、想像性
- 道具ー不要な紙(新聞紙・チラシなど)、レジ袋、ガムテープ (あればラップの芯)
- 注意ー物を片付けておき、つまずかないように気をつける
2,ひっぱりっこ
新聞紙を1枚用意します。
子どもに、「こっち持って」と言って新聞紙の1つの角をにぎらせます。
それから、大人もその対角になる角を持ちます。
「ひっぱりっこ ひっぱりっこ 1・2・3」と言って
同時に新聞紙をひっぱります。
「○○ちゃんが大きいね、大きい人の勝ち!」と言ってたたえましょう。
今度は、その大きい方の紙で勝負します。
同様にして繰り返します。
- 効果ー手を使う、瞬発力
- 道具ー不要な紙(新聞紙・チラシなど)
- 注意ーひっぱる時に後ろに倒れないよう気をつけ、足元が不安定な子どもは座ってする
3、おおきなたいこ どーん どん
🎵 おおきなたいこ どーん どん
ちいさなたいこ どん どん どん
おおきなたいこ ちいさなたいこ
どーん どん とん とん とん
テーブルや空き箱などの前で、手のひらと人差し指を使って、上記の歌を歌いながらたたきます。
♪おおきなたいこ どん どん……手のひらで大きくたたきます。
♪ちいさなたいこ とん とん とん……人差し指で小さくたたきます。
自信をもってどう堂々とたたくと、子どもは、興味を持って喜びます。
- 効果ー手を使う、リズム感
- 道具ーテーブル か 空き箱 や 段ボールなど
- 注意ーなし
4, 段ボールで遊ぼう
子どもの体くらいの大きさの段ボールをいくつか用意する
- つみ重ねて遊ぶ
- つみ重ねて、大げさに壊して見せる
- 2つを並べて、列車に見立てて遊ぶ
子どもが入って遊べるくらいの大きさの段ボール
- 車に見立てて遊ぶ(段ボールにハンドルを描いてやったり、丸いものを渡し、ハンドルに見立てて「ブーブー」と言って会話しながら遊ぶ
- お風呂に見立てて遊ぶ(タオルを用意するとその気になって遊ぶ)
子どもの体より大きい段ボール
- 筒状にして、トンネルに見立てて遊ぶ
- 筒状にした段ボールをつなげて長いトンネル遊び
- 筒状にした段ボールに入って、キャタピラーのように動かして遊ぶ
- 効果ー体を大きく動かす、想像性
- 道具ーいろいろな大きさの段ボール、ガムテープ、タオル
- 注意ー段ボールの金具はとっておく、 部屋を片付けてからスペースを確保する
5, 洗面器ぷっくり
お風呂で、湯ぶねに入っている時に遊びます。
洗面器をさかさまにして、空気を入れて沈めて、あぶくが出るのを楽しみます。
- 効果ー手を使う
- 道具ー洗面器
- 注意ーお湯の中で遊ぶときは、必ず大人がいる時にする。溺れないよう注意する
6, ペットボトルシャワー
ペットボトルを用意して、あらかじめ、目打ちなどで下の方に穴をあけておきます。
ビニールテープを適当に切ってやり、ペットボトルに貼って、ペットボトルを飾りましょう。
ビニールテープが外れないように、よくこすって、くっつけます。
できたら、お風呂に入った時に遊ばせてください。何度も水を入れて遊べます。
- 効果ー手を使って器用になる
- 道具ーペットボトル容器(350~500㎖)、目打ち、ビニールテープ、ハサミ
- 注意ーお湯の中で遊ぶときは、必ず大人がいる時にする。溺れないよう注意する
7, 積み木
子どもは、積み重ねたり、くずしたりと決まった形を作らなくても子どもは喜びます。
2つを重ねただけで、「ブーブー」と言って、動かしながら遊んだりして、いろんなものに見立てて遊べるので、優れたおもちゃです。
- 効果ー手を使う(つかむ・並べる・積む)、形の認識、創造性、想像性
- 道具ー積み木
- 注意ー投げないようにする
8, 積み木パズル
四角い箱にいろいろな形の穴が開いていて、立体的な形の積み木をそこにあてはめて遊びます。
積み木と同様に遊べて、かつ、形をよりしっかり認識する力が必要です。
形が合って、箱の中にポトンと落ちる音と感じが、達成感があります。
- 効果ー手を使う(つかむ・並べる・積む)、形の認識
- 道具ー積み木パズル
- 注意ー箱のふたの開閉で、手指を挟まないよう気をつける
9, ガラスみがき
子どもに新聞紙をクシャクシャにしてもらいます。
それを濡らします。
最後は、大人が水滴が落ちないようしっかりしぼります。
その新聞紙で、ガラスを拭きましょう。
新聞紙でについているインクが、汚れを落としてくれます。
最後は乾いたぞうきんを使うとよいでしょう。
中と外で、大人と子どもが分かれて向き合って磨くと楽しさも増します。
- 効果ー道具を使う(ぞうきん)、お手伝いをする
- 道具ー新聞紙、雑巾
- 注意ーガラスの戸で、手指を挟まないよう気をつける。
10, こむぎこ粘土
子どもと一緒に、こむぎこ粘土を作ります。
こむぎこ粘土の作り方
- ボールに小麦粉3カップを入れる
- 水1カップを少しずつ入れながら混ぜ合わせる
- やわらかくなりすぎないよう気をつけて固さをきめる
- 食紅を入れても楽しいでしょう
大人もいっしょに、丸めたり、伸ばしたり、形を作って遊ぶと子どもも喜びます。
大きめのトレーの上で遊ばせると片付けが楽です。
- 効果ー手を使う、形の認識、創造性、想像性
- 道具ー小麦粉、水、ボール、トレー
- 注意ー口に入れても安全ですが、食べ物でないことを伝える
11, クリアファイルすくい
色のついたクリアファイルを使います。
準備・遊び方
- 大人が子どもの手より一回り小さい大きさに切って用意します
- 絵を描くと、より子どもは喜ぶでしょう
- 切ったクリアファイルをお風呂に入った時に湯ぶねに浮かべたり、ベランダで洗面器に浮かべる
- お玉と容器を用意して、クリアファイルをすくって集める
- 効果ー手を使う、目と手の協応
- 道具ークリアファイル、マジックペン、ハサミ、お玉、容器
- 注意ー溺れることがないように、必ず大人が近くにいて一緒に遊ぶ
12, おさんぽでごはん
食事をテーブルではなく、お部屋にシートをしいて、ピクニックのようにして食べましょう。
目先が変わって、子どもの食欲も増でしょう。
- 効果ー食欲、自分で食べる
- 準備ーシート、手で食べられる おにぎり や サンドイッチ
- 注意ー「すわってたべようね」と声かける
まとめ
1歳から3歳の子どもと一緒に室内で遊ぶ遊びをまとめてみました。
いかかでしたか?
「これなら飽きずに楽しめそう」と思うものがありましたら、ぜひお試しください。
部屋のにある身近なもので、いつもの遊びに加えていただけたらと思います。
子どもとのかけがえのない時間が、充実していきますように……。
ほかの1・2歳の子どもと遊ぶ室内遊びは
https://tumikitosuzu.com/indoor-play-with-children‐1/
1・2歳の子どもと遊ぶ外遊びは
https://tumikitosuzu.com/playing-outside-with-children/
最後までお読みいただきありがとうございました。
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